IoTデバイス向け時系列異常検知ソリューション

SORACOM Air SIMを利用するだけで、IoTデバイスに対するリアルタイム異常検知やセキュリティ対策が実現できます。

Torrentio Flow
  1. 特別なデバイスやハードウェア不要で、SORACOM Air SIMを利用するだけで、どのIoTデバイスに対しても導入可能です。
  2. 複雑な設定やモデル構築などの作業は不要で、自動で正常時の動作パターンを分析することで、「いつもと違う」異常状態を簡単に検知できます。
  3. SIMごとに詳細な分析が可能で、問題のあるデバイスをすぐに特定でき、問題の検知から解決まで、迅速に対応することができます。

SORACOM Junctionと連携し、セキュアな環境でパケット解析が可能になります。これにより、IoTデバイスの動作不良や不正通信などの異常をリアルタイムで検知することができます。

Torrentio Flowサービスイメージ

IoTデバイスにおける課題は多岐に渡り、個別に対応するのは、技術的にもコスト的に困難な状況にあります。

IoTデバイスにおける課題

Point1 : 特別なデバイス・ハードウェアなしで導入できる
IoTのセキュリティ対応として、専用のチップやデバイスを必要とするケースが多くありますが、本サービスでは、SORACOM Air SIMを挿すだけで利用可能であり、既存のデバイスへの導入を簡単に行えたり、設備投資も必要な分だけで導入可能です。

Point2 : 複雑な設定なしの機械学習で自動で異常検知ができる
機械学習により、通信トラフィックの内容を自動で解析して異常検知が可能です。正常時のデータからパターンを認識し、特異点・外れ値、周期特性異常などを判定できます。さらに、機械学習の導入にあたり、複雑な設定や時間のかかる モデル構築などの作業は不要であり、導入後から即座に効果を発揮できます。

Point3 : SIM個別に詳細な分析ができ、リスクにすぐに対応できる
ネットワーク全体ではなく、SIM個別に解析をするため、問題のあるデバイスをすぐに特定でき、問題の検知から解決まで、迅速に対応することが可能です。 また、API呼び出しによる制御など、対応を自動化することも可能です。

~パケット解析~
利用しているSIMに対して、通信の内容を可視化します。どのSIMから、どのようにデータを送信しているかが一目で分かります。

パケット解析

~異常検知~
SORACOM Air SIMグループ毎で、ジョブを設定・実行します。自動的にパターンを分析して、異常が検知されると、通知を行います。
SIM単位で、通信トラフィックやプロトコルの分析を行うため、リスクがある状況や改善すべき対象をピンポイントで特定でき、迅速な問題解決が可能になります。

異常検知
Torrentio Flowご利用の流れ

①お申込
以下のサイトから、「Torrentio Flow」のサインアップを行います。
https://flow.torrentio.tech/#/signup

サインアップ後、お申込頂いたお客様宛に、サービスご利用に必要となるテナント情報を送らせていただきます。

②SORACOM側設定
「Torrentio Flow」を、SORACOM Air SIMと連携してご利用していただくために「SORACOM Junction」の設定が必要になります。①で送付したテナント情報を元に、接続のために必要な情報を設定してください。

③Torrentio側設定
次に、「Torrentio Flow」でも「SORACOM Junction」と連携するために、送信元の情報が必要になります。それらの情報をSORACOMコンソールで確認の上、「Torrentio Flow」側で設定を行ってください。

④無償トライアル
お申込から、30日間は無料でご利用いただけます。

⑤正式ご利用開始
無償トライアル終了後は、そのまま正式ご利用を開始していただけます。

Torrentio Flow利用では、以下の合計の料金になります。

  • 1デバイス(SIM)あたり:3円/日
  • 1リクエスト(パケット転送)あたり:0.010円

※利用開始後、30日間は無償トライアルの利用が可能です。

月ごとの定額の料金体系もご用意しています。ご興味のある方は、お問い合わせください。
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